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オキシトシンとセロトニンの違いとは?

考える人

幸せホルモンとして最初に注目を浴びたのはセロトニンでしたが、最近ではオキシトシンの効果に注目が集まっています。どちらも幸せになるためのホルモンとして紹介されていますが、これらはちょっと質が違います。どちらも効率よく分泌させて、毎日を明るく過ごしていけるようにしていきましょう。

 

セロトニンとは?

脳の縫線核という場所で作られるホルモンで、「リラックス効果のあるホルモン」と言うことができます。ストレスフルな環境においても、自分の平常心を保ち、穏やかに生活を送ることができるようにするためのホルモンです。分泌量が豊富であれば、毎日すっきりとした気分になり、明るく前向きな思考ができるようになります。
これが不足すると、心が落ち着かなくなる・情緒が不安定となり睡眠不足やうつ状態を引き起こすことになります。このホルモンは、太陽の光を浴びることで分泌が促進されるホルモンです。日照時間の少ない国では、セロトニンの分泌が少なくなりうつ病を発症しやすくなるという研究報告もあります。
また、セロトニンは哺乳類だけでなく、爬虫類や両生類、鳥類、魚類などにおいても分泌される大切なホルモンです。

 

オキシトシンとは?

一方、オキシトシンは、脳の下垂体後葉という場所で作られ、「愛情を高めるホルモン」であるとされています。人間同士、あるいはペットとふれあいたいという欲求を高め、信頼関係を構築するために必要なホルモンです。親子で、あるいは恋人同士で、相手を大切にしたいと思えるようになり、またふれあうことでどんどんオキシトシンの分泌量は増加していきます。自律神経の働きを正常化して、ストレスに強く幸福感の高い精神状態をつくることができるのです。

人間関係が希薄である、あるいは楽しみがほとんどない生活を送っていると、オキシトシンの分泌量は少なく、精神が不安定になったり、トラブルを引き起こしやすくなったり、それによりうつ病の発症へつながる人もいます。

オキシトシンは人間、犬などの哺乳類に特有のホルモンです。まさに、機械的な関わりでないからこそ生まれるホルモンです。

 

2つのホルモンは両方大切

セロトニンとオキシトシンの関係は密接です。オキシトシンが分泌されて幸せな気分になるからこそ、セロトニンの分泌量も増えて穏やかな気持ちで毎日を過ごせるようになります。お互いに影響しあうからこそ、幸せな気持ちは倍増していきます。これらのホルモンが正常に働くためにも、規則正しい生活、太陽の光を毎日浴びて目覚める気持ちの良い生活を心がけてください。さらに家族とのふれあいを大切にしていくことで、日々の生活が豊かになっていきます。生きやすくする環境づくりに努めていきましょう。

 

 

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